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近所さんのパソコンをセットアップしてあげた。

8年間働いていたWindows Meのパソコンがついにお亡くなりになり、代わりのノートPCをネット通販で購入してあげたのだった。

ネット接続を設定し、ウイルス対策、プリンター設定と一通り行う。
そして主に使う奥さんは初心者だし、ましてやMeからVistaに変わったのだ。よく説明しとかないとパニックになるに違いない。

で、ネットやメールやワードエクセルの操作方法と今までの違いを教えてあげ、その他に何かやりたいことがないか聞いてみると、


「ぐるぐる・あーすとかいうのを入れて欲しいんだけど・・・」


・・・そら、「グーグル・アース」やがなー!

確かに、地球儀をぐるぐる回して地点を選び、マウスのホイールをこれまたぐるぐる回して拡大縮小をするんだから、この勘違いも意外と的を射ているかもしれない。


しかし凄いなあ。こんな初心者の人までグーグル・アースの名を知っているとは。確かにお客さんのPCにも入っている場合が多い。確かに初心者であろうがなかろうが、かなり楽しめるのだから。しかもそれがフリーソフトときたもんだ。遊ばないテはない。

かくいう私も、これにはハマっている。最近この大沼の家が詳細図の範囲に入ったし、実家はもとより今まで住んだ埼玉や練馬の家だって見れる。そしていろんな土地がどうなっているのか手に取るように分かる。しばらく行っていない場所が、どう変化しているのかも知ることができる。

また、私は鉄道ファンでもある(決してマニアではない)ので、線路や廃線跡などを観察できるのも有難い。ほかにも、以前行った韓国の板門店やソウル市街、カンボジアのアンコールワット、バンコクやプノンペンやホーチミンなどの構造が分かって非常に興味深かった。
ほかに温泉や銭湯の露天風呂を拡大しても見たが、当然ながら人間らしい「点々」が見えるだけだ。断っておくが、決してそれ目的でインストールしたのではない。

しかも最近「ストリート・ビュー」なる機能が追加されたという。道を走っている車から撮った画像を360度見渡せるのだ。

まだこれを使ったことがなかったので、インストールと説明ついでに自ら体験してみることにする。

試しに大阪の実家あたりを拡大して、「これが僕の実家ですよ。家の前を誰かがチャリで走ってるのも見えますねー」と言いかけてよく見ると、家の真ん前に丸い魚眼レンズで撮ったようなマークがあるじゃないか。

ひょっとして、これがストリート・ビューか? 家の前の道路なんざ、主要道でも何でもない下町の路地に過ぎないが、そんなとこにも撮影車が入ってきとったんか!


クリックしてみた。


なんじゃこりゃ!? 凄すぎる!

さすがに表札は見えんが、近所の家の洗濯物や自転車や、私の実家前に出してあるゴミ袋まで丸見えやないか! N森のおばちゃんらしき人影がしゃがんでるのもわかるやんけ!

足繁く通った日本橋や、改装中の我が甲子園球場、友人の家なども、自分が今そこにいるかのような感覚で見ることができるのだ。

その奥さんに教えるのもそっちのけで、大喜びでストリート・ビューを見まくってしまった。


またパソコンに向かう時間が増えてしまいそう。しかし、えらい時代になったもんや・・・。
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京から、知り合いが遊びに来た。

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いつも内地(本州のこと)から誰かが遊びに来た時は、このカヌーに乗せてあげることにしている。

今回もカヌーでゆったりと大沼の湖をクルージング。カヌーの上でホットサンドを作り、パーコレーターでコーヒーを煎れる。無人島に上陸してハンモックに揺られ、吹き抜ける風と日差しと駒ヶ岳の勇姿を存分に味わう。

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しかし、彼女らもこの寒さは誤算だったようだ。

今年は6月が暑く、このままいったら夏はどないなるんやろうと思いきや、7月は曇りばっかりで涼しく、春に逆戻り。8月が来てようやく夏らしい暑さになったと思ったら、その夏は半月も持たずに過ぎ去ってしまったじゃないか。
半袖で過ごせたのは何日あっただろうか。

そんなことはつゆ知らず(私から念押ししておけば良かったのだけれど)、片方は半袖・サンダルという出で立ちで来てしまい、こっちで長袖と靴下を買う羽目になったという。東京は30度以上の猛暑なのだから無理もない。これが同じ日本とは思えない、北海道の夏の怖さだ。

この日は昼間の気温も20度に届かず、夜も一ケタ台になろうかという寒さだった。

ついにストーブの出番がやってきてしまった。ストーブの休暇は1ヶ月で終わってしまったのだからさぞかしご不満なことだろう。

あと2ヶ月半もすりゃ、そろそろ雪化粧する日も出てくる。

北海道は、もう秋、なのだ。

まだ8月やでぇ・・・。

この時期だけは、まだ夏が続く大阪が恋しくなる。
年も、夏がやってきた。

大沼に住んで良かったことのひとつに、ねぶた祭りが近くなったということがある。
考えてみりゃ、初めて参加したのは95年。ほとんど毎年通い続けて、しかも移り住んだ場所が意図したわけではないにせよ至近距離にある函館だったわけで、何となく因縁を感じずにはいられない。

今年も毎年ここで会う仲間たちと、何日かを過ごすことになる。昼間は寝場所である特設キャンプ場でこの一年の話に盛り上がり、したたかに呑んだ。そして夕方、跳人の衣装に着替えて、会場に向かう。

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8月2日、午後7時。始まりを告げる花火の音とともに、街中に響き渡る囃子の音、「ラッセーラー!ラッセーラー!」のかけ声。いつもこの瞬間は武者震いがする。

始まり前から雨がぱらついてテンションも下降気味だったけど、跳ね始めれば何のその。まるで浴衣を濡らす水滴をも蒸発させんばかりの熱気だ。

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マスタツ氏もずぶ濡れで、しかし掛け声を力強く出し続けている。彼は函館から東京へ転勤になった。私の逆パターンで、ねぶたが遠くなってしまったけど、仲間と呑める機会が増えたのはいいことかもしれない。東京では、地方ねぶたもたくさん開催されることだし。

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輪の真ん中でトランス状態?のダダ氏。この日のために家族も連れて東京からやってくる。完全燃焼せずして夏はやってこないし、終わらない。

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チイちゃんも叫ぶ、叫ぶ。ラッセーラー!を叫ぶ。
彼女は東京在住、でも生まれはここ青森市。東京で見せる普段の姿とは違う、体の中に潜んでいたねぶたの血がほとばしるのを見た。

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3日、何とか雨だけは降るなよとみんなが祈っているだろう中、スタートだ。今日もほとんどの山車には雨除けのビニールがかけられている。

東京都民でありながら、夫婦でねぶたに入れ込んでいるタカ夫妻。今日は「私たちのねぶた」に囃子として揃って参加だ。なかなか羨ましくもある。

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今日は天気が持ってくれると思いきや、祭りが始まった途端に雨が降り出してきた。そして昨日と違って強くなる一方!みんなも半ばヤケで、異常とも言えるテンションに。

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タカ夫妻は、今度は並んで太鼓に参戦していた。

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4日の昼になって、ねぶたが保管されている「ラッセランド」に行ってみた。
ゆうべの雨と突風のひどさを物語るように、どこの山車も至る所で紙が破れ、色がにじみ落ちているじゃないか。その中、ねぶた師やそのお弟子さんらが修理に奔走していた。この後ろ姿は巨匠・北村隆氏。

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「に組・東芝」の山車もかなり損傷が激しかったらしく、かなりの部分が新しい紙に張り替えられて、色を塗られている最中だった。ここの山車はいつもひときわ凝った作りになっているだけに、修理も大変だろう。

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ねぶたの冊子にも大きく取り上げられていた、「日立」の囃子。山車を作ったねぶた師と綿密に打ち合わせをして、山車のイメージに合わせた囃子を作り上げてゆくという。そのせいかどうかは分からないが、確かに重厚で、太鼓の響きもほかの団体とは明らかに違うように感じた。また、この衣装と、掲げられている「のぼり」が非常にカッコいい。

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回転する「に組・東芝」のねぶた。賞をとることは少ないのだけれど、いつもほかの山車とはひと味違う「おどろおどろしい」山車が登場してきて、私はとても好きだ。中の人間と視線が合うと怖くすら感じる山車は、ここ以外にはない。

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跳ね終わったあとの楽しみは、ベイブリッジに上って、ラッセランドに回送されてゆくねぶたを眺めることだ。ゆっくりとした「戻り」の囃子とともに、山車も一仕事終えたようなほっとした様子で帰ってゆく。

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ベイブリッジをくぐる時、道路からでは見られない山車の真上部分が見える。山車がどんな構造になっているのかが分かって面白いし、外側から見えないような部分でもしっかりと作り込まれているのには感心するばかりだ。あらためて、ねぶた師のすごさを思う。

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最終日、7日の昼跳ねはなぜか天気がいい年が多い。おかげでカンカン照りの中を大汗かいて跳ねなければならないのだけれど、祭りの最後は晴天で締めくくってほしいとも思う。

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今年も、暑いせいでみんなテンションが高い。

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夜の海上運行は、やっぱり外せないと思う。花火とねぶたのコラボなんてここ青森以外にはないし、通り過ぎてゆく山車の鮮やかさと囃子の音が、まるで祭りの終わりと過ぎゆく夏を惜しむように心の中を揺さぶってくるからだ。これを見ていると、ほんとうに「夏が終わるのだなあ」としんみりした気持ちになってくるけど、それが何とも心地よい。

のぼりをたくさん立てた、日立のねぶたが往く。さすが3年連続で囃子賞をとっただけあって、何度か目の前を横切るごとに囃子が変化してゆく凝りようだ。遠くからでも、太鼓の音がズシンズシンと鼓膜に響いてくる。

ちなみに、この海上運行の撮影は難しい。何しろねぶたを載せた台船はタグボートに曳かれて動いているのだから。普通の花火を撮る要領で何秒もシャッターを開けると、花火の光跡が綺麗でも肝心の山車までが光跡になってしまい、何が写っているのか分からなくなってしまう。かといって山車に露出を合わせると花火が暗く、光跡もしょぼいものになってしまう。画像を合成したり、レタッチしたりすれば簡単なのだけど、それはやりたくないし・・・というわけで、派手そうな花火をひたすら狙い、運良く(?)モノにできたのがこれ。

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見事、ねぶた大賞をとった青森山田学園が、悠々と目の前を通り過ぎてゆく。

今年はどこの山車を見ても「おおっ!」と言わせるものが多く、「なんか寂しいな」と感じるような出来映えの山車がなかったように思う。そういう意味では、最近で一番面白かったな。

また来年!
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