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々このブログで書いているのだけれど、北国で田舎の大沼には、時として南国や都会などでは有り得ないようなモノが必要になる。


そして今回、そのひとつとして新たなる電化製品が仲間に加わった。

それは、

シンプル・イズ・ベスト

冷凍庫だ。

多機能なデジタル家電やハイテク家電が幅をきかせる今の世にあって、こいつは単機能でアナログとローテクそのもの。
ストッカー式で、天面の蓋を開けて出し入れするタイプ。急冷用のスイッチと、温度調節の為のダイヤルが申し訳程度に付いている。二槽式洗濯機と肩を並べるくらいシンプルだ。


何故こんなモノが必要なのか?


まずこれは北海道という地域の特殊性からくる。

御存知の方も多い通り、北海道の食料自給率は200%に迫る勢いなのだけれど、そのうちの8割くらいは秋に集中しているんじゃないだろうかと思いたくなるくらい、秋には食料が溢れることになる。

ここ大沼にも畑や農場が多い。秋頃になると、近所の人々と顔を合わせると、かなり高い確率で「大根(など野菜)いるか~?」とか聞かれるのだ。何かの手伝いでもしようものなら、お礼に無条件で大根、ジャガイモ、カボチャ、ネギなどを、両腕に抱えきれんくらい持たされてしまう。
そして知り合いからも、前の記事のように「豚が旨そうだ。冬の前に解体しよう」「クルミがそろそろだぞ。採りにいくべ」「活きのいい鮭をもらったぞ。でかいの一匹やる」「リンゴいらねえか?」「いい鹿を仕留めたぞ。鹿肉少し分けてやろう」といった感じで、こちらが欲しがらなくとも食料がどんどん家にやってくるのだから。
しかも夫婦揃って接客業なので、そのお客様からもかなりの頂き物があって、冷蔵庫や冷凍庫はたちまちのうちに満杯になってしまう。

そしてその反動か、雪に閉ざされる冬から春にかけては食料不足(?)に陥る。全く貰えることはないし、買おうとしてもスーパーの野菜など夏とは比較にならないくらい高価になるからだ。そりゃそうだ。全部、本州の暖かい地方から遠路はるばる運ばれてくるのだから。

そんなわけで、こちらの習慣では冬に向けて食料を備蓄しておくのだ。野菜は土に埋めたり床下に入れたりして越冬させればいいけど、肉類や加工品はそうはいかない。

そこで、これの出番である。

余裕余裕

今までは一般的な冷凍冷蔵庫を2台使っていていたけど、これらの冷凍庫の容量は極めて少なかった。
すぐに満杯になってしまい、食料を貰う度にどう収納するか、収納できないならどう加工しようか悩む羽目になるのだから。
それに万が一、鮭一本丸ごとや鹿の足などが来た日にゃ、全く役に立たない。

そんな時でも、この容量100リッターの冷凍庫があれば無敵だろう。

早速、小さい方の冷蔵庫を引退させて、その中身を移す。
まだまだ余裕だ。中身の余裕もあるけど、何と言っても気持ちの余裕が出来た。
さあ、食料ども!なんぼでも来やがれ!

どないですか?皆さんのお宅にも1台?
ええ仕事しまっせ~。

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リンターに続いて、分解したのは、

である。

ご存命当時の豚

生きていれば「Pig」、我々の口に入る頃には「Pork」となっている筈の、豚である。

今回はその「Pig」「Pork」とする作業だ。またの名を「解体」という。

実はこの春、農場を経営している知り合いのY君と「ブタ同盟」を結んでいたのだ。ちなみにその「同盟」とは、私が函館に仕事に行った帰りにエサを運ぶ役割を担うことで、代わりに分け前を頂くという、ギブ・アンド・テイクに基づいた契約なのであった。そしてその役割が功を奏し、ブタが丸々と太ったところで我々の最高級の食材となってもらうべく、そのお命頂戴・契約履行と相成ったわけだ。


恐らく、これから出る写真を見て「グロ画像」と思う人はいまいが一応、前もって断っておこう。ホラー映画のように血しぶきが飛んだりとかはしませぬが、肉の原型が出てくるので、そういうのが苦手な方はご注意を。


朝、函館にある「畜産公社」に、手塩にかけたブタを引き取りに行く。

合掌。

あれま。こんなお姿になってしまわれたのですね。合掌。

幸いなことに、というか、残念ながら、というべきか、この状態になるまでは畜産公社がやってくれる。法律で、屠殺は自分たちで勝手には出来ないことになっているからだ。

まあ、私は血を見るのは苦手だ。自慢じゃないが高校生の頃、採血で血の吸い込まれてゆく注射器を見ていて卒倒したことがある。
それに一応、一年近く様子を見てきたのだから情も入るし、そうでなくとも首落とし、内臓取りや半身への切断などなど、自分でやろうと思えば手間は並大抵のものじゃない。ここまでやってくれて、しかも費用は3千円足らずなのだから、このブログをご覧になっている皆さんも大いに利用すべきだろう。

さて、この半身をパジェロの荷室に放り込み、大沼に帰る。

何とか輸送完了。

しかしながら、この半身を係の人からそのまんま「はいどうぞ」と渡された時にはビビった。
こんなにデカかったのかと思うくらい巨大で、しかも重い。更に梱包はおろかビニール袋にも入っていない。もしやと思ってブルーシートを積んできていたので下敷きに出来て助かった。


これの解体場は、近くのレストランのオーナーF氏宅。分け前と引き替えに場所と道具と昼飯を提供して頂くのだ。

4人がかりでワッセワッセと中に運び入れる。

いよいよ解体

68kgとシールには書いてあったな。道理で重いはずだ。内臓は何故か腎臓だけついている。焼肉で言えば「マメ」だ。
指揮を執るY君の嬉しそうなこと。

脊椎の腰の部分に切り込みを入れ・・・

背骨の、腰の部分の柔らかい骨髄に切り込みを入れる。そして周りの肉にも切り込みを入れ、エイヤッと折り曲げると、

下半身が分離

下半身(?)が分離した。これは「もも肉」と「外もも」で、丸ごと塩漬けにして生ハムを作るのだ。

次は前足周りを分離する。

前足周りの分離すべく・・・

残った胴体の半分ほどに切り込みを入れ、

また折り曲げる

折り取ったら、これが「肩肉」と、「肩ロース」となる。厚めに切ってソテーにしたら旨いで~。焼肉にも良し。

鋸も使う

あばら骨の部分はさすがに包丁では切れず、ノコギリの出番だ。背骨側がロース+ヒレという高級部位。お腹側がバラとなる。メインと言ってもいい部分だけに、ノコギリにも力が入る。

ここからが重要な部位

お腹側はたっぷりと脂を含んだバラ肉。お好み焼きに使うたら最高やけど、こんな肉ではちと勿体ないな。
ここからあばら骨を切り取るのだけれど、適度に骨の周りに肉を残しておけば、最高のスペアリブの完成!

幻のヒレ肉!

背骨に繋がった一部分を切り取る。これぞ、1頭の豚からわずか1kg程度しか取れんというヒレ肉!
その比率や何と68分の1なのだ。

出た!ロース!

背骨から切り取ったのは、見ただけでもヨダレが出てきそうなロース!

あとは余分な骨を取り除いたところで一段落。それからは待ちに待ったる昼食!

そして食す!

スペアリブはレストランオーナーF氏秘伝のタレをつけて炭火焼き。ヒレはタマネギや白菜と一緒にルクルーゼの鍋で蒸し焼きに。腎臓はオーナー夫人がクリーム煮込みに。
いや~、なんちゅう、お金はかかってないのに豪華な昼メシなんやろう!

肝心の肉は、やっぱし放牧してただけあってちょっと固め。でも染み出る脂の甘さと肉のジューシーさ!こら、そこらのスーパーで売ってる肉は買えまへん。


残った部位のほとんどは塩漬けにしておく。

何の為の塩漬けか? そりゃもちろん、生ハムやベーコンやソーセージを作る為ですよ~。

その製作記はまた後日!!
リンターが壊れた。

ブラザー MFC-830CLWN 複合機
家庭用プリンターとしてはちとマイナーなブラザーの複合機、MyMio MFC-830CLWNだ。
写真画質は良くないけど、写真印刷には別のプリンターを使うし、何よりもネットワーク印刷とFAXとコードレス電話機能(しかも子機2台)がついているのは有難い。FAXの買い換えを考えていた時、近くのヤマダ電機で見かけた19800円の処分品を衝動買いしてしまったのだった。

それから2年半。ここ数日でインクのかすれが目立つようになり、やがて各色ともヘッドクリーニングをしても線が入るようになってしまった。そしてクリーニングを繰り返しているうちに、廃インクパット(廃インクタンク又は廃インク吸収パット。ヘッドクリーニングなどで使った余分なインクを吸収する)が満タンになってしまったとの表示が出てしまったのだ。インク詰まりも直らないし、こらついにヘッド部の寿命やな・・・。

得てしてプリンターというものは使用頻度が少なくて運動不足なほど故障を起こしやすいのだけれど、ウチのこやつはチラシや仕事用の書類印刷などでほぼ2~3日おきには使い、おまけにFAXという役目も背負っているのだから決して運動不足などではない。むしろ過労なのだろうが・・・。

そして早いとこ修理に出すべと思ってブラザーのウェブページを見ると、なんと修理代金が一律12600円!確かに多機能な複合機ではあるけど、それでも高い!

こないだ車のフロントガラスに飛び石を喰らってしまい、修理に2万近くかかったばかりだ。何かと物入りなこの時期では痛い。痛すぎる。何とかならぬものか・・・。

そう思っていたら、なんと知り合いから「スキャナー部分が壊れて買い換えたから古いの捨てたいけど、何とかならないか?」と、似たような機種を引き取ったのだった。

調べてみると、発売時期がほぼ同じで形も似ているブラザーMFC-615CL。確かにスキャナーは動かないが、印刷は全く問題ない。ということは、

これのプリンター部分を移植できんだろうか?

よっしゃ。バラしてみよう!どうせこれで壊しても修理代は同じや!
蓋を外す
まず、蓋のつっかえ棒(右の青いプラスチック棒)を外す。そして、見えている4本のネジを外す。

スキャナーケーブルの蓋
この下にスキャナーのフラットケーブルが隠れている。4カ所の爪から蓋を慎重に外し、ケーブルを抜く。

ケーブルの蓋
この蓋を外すのも難しい。手前の2カ所にマイナスドライバーを突っ込んで爪を外し、前方にずらす。この下にメインのケーブル類が隠れているので、操作パネルに繋がっているケーブルとスキャナー部分から来ているケーブルのコネクターを外す。

操作パネル
操作パネルの液晶を跳ね上げ、中央にある黒い部品を外す。そしてドライバーでネジを2本外す。

操作パネルを外す
操作パネルは手前側の爪で引っかかっているのでそれをまず外し、上に引き上げる。そして、その下に隠れているネジ3本の内、中央と左を外す。液晶画面に繋がっているフラットケーブルも上に引き抜けば、本体上部を外すことが出来る。

下半分
本体下半分が姿を現した。画面右にある黒く細長い部品が廃インクパット。確かに中のスポンジは真っ黒だ。右半分の金属部分がヘッドなど心臓部。写真では外してあるけど、画面下にインクタンク部があり、ヘッド部分と細いチューブ4本で繋がっている。

調べてみると、ヘッド部分や紙送り部分を分解するネジが見当たらない。ということは、ヘッド・紙送り機構部分は故障したら丸ごと交換する方式を採っているようだ。

そして更に調べてみると、心臓部は2本のネジ、タンク部はネジ無し、廃インクパット部は1本のネジだけで本体底のプラスチックに留まっていて、合計3本のネジを外した上で、ケーブルのコネクター6カ所を外せば、インクチューブを抜くことなくプリンター部分を丸ごと取り外せるのだ。

まずは廃インクパットとアンテナ部を共締めしているネジと金具を外し、アンテナを後ろにこじって外せば、廃インクパットも外せる。

コネクター3カ所
ヘッドから基板に繋がる2枚重ねのフラットケーブルをコネクターから引き抜き、通っている穴から引き出す。それからタンク部分のコネクター2カ所も抜く。

機構部分を外す
この2カ所のネジを外せば、機構部分が丸ごと外れる。

あとは2カ所のコネクター
基板の黒いカバーを引き抜くとコネクターが現れるので、機構部分から繋がっている2本を抜く。

心臓部一式
これでプリンター機構部分一式を取り外せた。下がタンク部、そしてヘッド・紙送り機構部分、右が廃インクパットだ。ほほぅ、こないなっとったんか・・・。

このブラザーの複合機を修理に出すと、必ず廃インクパットが新品に交換され、4色のインクも新品になって返ってくるという。どうやら、ここをまるごと新品に換えてしまうようだ。そら、12600円かかるんも分かるような気がするな・・・。


知り合いから回収した分も同じように分解して、同じようにプリンター部分を取り出せた。こちらはあまり印刷していなかったらしく、廃インクパットも半分以上綺麗なままだ。よし、これを移植するぞ。

フラットケーブルの通し方に注意!
そのまま逆の手順で新しい部分を組み付けてゆく。ただ、ヘッドから繋がるフラットケーブルだけは元通りに穴になかなか通せず、基板を外さざるを得なかった。まあ、基板も4本のネジで外せるのだが。

そして本体上部カバーを被せるが、その時に、紙送り部左端のギヤに付いている透明な薄い円盤を挟まないように注意する。そうすると、紙送り部が動かなくなってしまうのだ。

ケーブルや蓋を全て元に戻し、スキャナー部分のつっかえ棒も元通り取り付ける。組み立て完了!コンセントを挿し、スイッチを入れる。

廃インクパット満タンの表示は自動的には消えないので、ネットで調べておいた手順でリセットをかける。


(1) コンセントを外す

(2) 15秒後に、メニューを押しながらコンセントを入れる

(3) メンテナンスモードに入る

(4) 80と押す

(5) 「00:00 00:01 OK」と表示される

(6) モノクロスタートボタンを「PURGE: xxxxx」と表示されるまで押す(約25回くらい)

(7) 2783と押す

(8) カウンターがリセットされる

(9) 99と押す。メンテナンスモードが終了し、通常起動!


そして、いよいよ運命のテスト印刷!

お!線も全く出んし、綺麗に印刷されとるがな!

またしても、正義は勝った!

(ちなみに勿論ですが、これをご覧になって真似されて失敗されても、当方は一切関知しませんので悪しからず)
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