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ナタは「テレマークスキー」を知っていますか?

簡単に言えば、歩くスキー(クロスカントリースキー)とアルペンスキーの中間。クロスカントリー用の細い板をアルペン並に太くしてエッジを付け、滑降用にブーツを強化したものだ。もちろん踵は固定されないままで。マイナー極まりないスポーツだ。

ターンは足を前後にずらした「テレマークターン」で行う。ジャンプ競技で着地の時「テレマーク決まった!」とアナウンサーが言っている、あの姿勢だ。つま先しか固定されていないテレマークスキーは当然ながら不安定なので、ああいうふうに前後の足でバランスを保つしかない。決して好き好んでやっているわけではないのだ。

私は一応、テレマーク歴11年だ(実はアルペンスキーの経験はない)。コブ以外の斜面はほとんど滑って降りられるくらいに何とか上達できたが、始めた当時は悲惨だった。ハウツー本は1、2冊しか出てないわ、スクールもほとんど無いわ、教えてもらおうにもやっている人自体が少なく、しかも上手い人となるとほとんどいない有様だった。知名度も無いに等しく、ゲレンデで指を差されて「あの人、ジャンプの板で滑ってる!」。

なワケで後悔の2~3年を過ごしたのだが、ある時泊まった北海道の宿のオーナーに世界大会(競技もありまっせ!)にも出た凄腕の人がいて、手取り足取り教えてもらうことができた。また、最近は機材が進歩。革製しかなかったブーツがプラスチック製になり、細いスキーが太くなってカービングになり、以前ほどコントロールがシビアでなくなったので、ワンランク上の滑りができるようになったのだった。
もはやおっかなびっくり急斜面を降りることもなくなった。リフトの横を滑る時などテレマークターンが視線を集めているのが分かり、かなり快感である。何しろ、元々テレマークを始めた動機は、雑誌の記事を見て「コレをやったら目立つぞ!それをきっかけに女の子と知り合いになれるやもしれん」という不純なものだったのだから。


今日、友人を誘って、滋賀県にある奥伊吹スキー場に行ってきた。いつもなら混む上に雪が少ない近辺のスキー場は行かないのだが、ご存知のように北陸豪雪のお陰で、かなりいい雪を堪能できた。

さて、ゲレンデはアルペンスキーヤーとボーダーで埋め尽くされている。当然ながらテレマーカーの姿など見えるはずもない・・・と思いきや、いるではないか!
しかも数えてみると合計7人も!以前なら本州のスキー場では1人いるかいないかといったレベルだっただけに、えらい進歩ではないか。全スキーヤーに占める割合が7倍になったのだ。0.1%くらいから0.7%くらいに・・・。

北海道のニセコなどはテレマークの聖地で、スキーヤー50人に1人くらいは見る。しかもゲレンデ外で粉雪を巻き上げていたり、モーグルバーンを跳ねていたり、ポールを攻めていたりとレベル違いの人たちが多い。しかしここでは、7人の滑りを見た限りでは、まあとりあえず私が一番マシではないかと、ほっと胸をなで下ろした次第だった。

最近はアルペンに飽き足らなくなって、テレマークに転向するスキーヤーも多いと聞く。このままスノーボーダーをも巻き込んで、ウィンタースポーツを席巻する存在にならんだろうか?ならんやろうなぁ・・・。
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