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あれが国境
タイ~カンボジア国境。カンボジアの門はアンコール建築風。周りにはカジノのでかい建物が見える。

度こそ長かったバンコクに別れを告げ、カンボジアのシェムリアプ(シェムリアップ)に移動だ。


結局バンコクに半月もいたことになる。見るところが多かったのと、物価の安さや交通の便など、何をとっても旅行者に都合良かったのだ。おまけに知り合いもいたことだし。
タイの西海岸は津波の甚大な被害でまだ混乱状態だというのに、バンコクではそんなことを微塵も感じさせない。人々はあくまでも陽気で「微笑みの国」そのままだった。


国境越えは、空路と陸路の二通りがある。今回は値段の安さもあって陸路を選んだ。しかしこれが一筋縄ではいかないルートのようで、ご多分に漏れずトラブル多発、疲労困憊してシェムリアプに着く羽目になってしまった。


9日早朝7時、約束のツアー会社前で待つ。しかしシャッターは降りていて、誰も来そうにない。待つこと10分ちょっと。不安になり始めた頃、他のツアー客とともに添乗員が現れた。やはり15分くらいは遅刻の内に入らないのであろう。
それからバスに乗車。ちょっと古いが四列シートの快適そうな観光バスだ。トイレも付いている。これに4時間くらい揺られるのだ。

荷物をトランクに積み込み、満席になったところで8時に出発。高速道路、国道と、渋滞にもほとんど巻き込まれず、4車線の舗装路を時速100キロ近くで突っ走る。一般道なのにいいのだろうか・・・。まあ、タイでネズミ取りやオービスなどはある筈がない。それ以前に交通マナーさえ確立されていないのだから。

昼前になって、そろそろ昼食休憩かと思っていると、快走していたバスが急にスピードを落とし、路肩に停車した。見ると、運転士がタイヤのあたりを叩いている。パンクか?しばらくして走り出すも「プシュー」という音で再び停車。おいおい、ヤバいことになったぞ。運転士、再びタイヤを叩き、また発車。今度はゆっくりと10分ほど走り、休憩場所らしいところに到着した。
外に出てタイヤを見てみると、パンクらしい跡はない。しかし我々が降りると、バスはどこかに走り去っていった。あれ?荷物乗せたまんまやぞ・・・。修理にでも行くんか?そのまんまバックれるのではあるまいな?

一時間後、我々が昼食を食べ終わった頃にバスは無事戻ってきた。そしてまた元の100キロ近くで快走を始める。やはり修理していたのだろう。

国境の町、アランヤプラテートに着いたのは、14時過ぎであった。やはり少しロスしたようだ。ここでカンボジア内はマイクロバスに乗り換えるとのこと。


まとわりついてくる物売りや物乞いの子を振りほどき、炎天下をイミグレーションに向かって歩く。

すると目に入ったのは、バックパッカーやツアー客からなる30mくらいの列。しかも遅々として進まない。いつもならこんなに並ぶはずはないと、よく行き来しているという日本人が言った。炎天下で1時間、エアコンのない室内で更に一時間。出国審査が済んだのは16時過ぎだった。

カンボジア側の入国審査も並んだものの、約30分で終了。やはりカンボジア側は町並みも貧しく、砂埃がすごい。それでもでかいカジノのビルが建設途中だったりして、徐々にだが、例のポル・ポト時代から復活しようとしているようだ。


マイクロバス、というか小型の観光バス風に乗り換え、出発したのは17時。こりゃ着くの深夜になるな・・・。このバスも4時間くらい乗るのだから。

しかも、噂に聞きし道の悪さ。舗装路も波打っていて穴だらけ。時々スラロームのように蛇行運転しながら回避する。
1時間半ほどして小さな町を通り過ぎると、完全なダート道。上下左右に激しく揺れる。窓の外は明かり一つ無い真っ暗闇。その中をバイクやトラックや、同じようなバスが砂埃を巻き上げながら走っているのだ。

20時過ぎ、夕食休憩をとってしばらく走ると、またも緊急停車。今度も運転士がタイヤを叩いている。そしてノロノロ走り出すと、一軒の家の前で停まった。

全員降ろされる。何だ!バス強盗か!?と思いきや、その家は整備工場だったようで、そこの人が運転士と添乗員と3人で、左後輪のタイヤを外そうと必死になっていた。しかし、なかなか外れない。幸いスペアタイヤは積んでいたが、ジャッキもなく、おまけにタイヤレンチが曲がっていて簡単に外れないらしい。

30分くらい奮闘した後、逆ネジだと気づくというおまけまで付いて、直るまで所要1時間。こりゃ今日中に着けるのだろうか・・・

またひどい道を爆走し始める。運転士も必死のようだ。そしてやっとのことでシェムリアプに着いた。日付は変わって10日、深夜0時であった。


しかし、これだけでは終わらなかった。


着いたのは町はずれにあるゲストハウス前。ここに泊まれと言うのか?スタッフに聞くとそんなに値段は高くない。だがチェックインしようとすると「フル」。それを早う言わんかい!ではゲストハウスの集まっている町の中心まで送ってもらえるんだろうな?

運転士に聞くとそれもできないという。何でやねん!どないせえっちゅうねん!同じバスに乗っていた外人も怒り出したが、結局応じてもらえず、我々は重いザックを背負って、町中に向かってトボトボと歩き出した・・・

空きのあるゲストハウスを見つけ、落ち着いた頃には、時計は午前1時を回っていた。
入国1日目から、まさに疲労困憊であった。

LiveGoodゲストハウス。まあまあお勧め
「LiveGoodゲストハウス」は、まあまあお勧め。ツインベッド、アウトサイドシャワーで200バーツ。
タイのバスは昆虫みたい
タイ側のバス。触角みたいなミラーだ。

物乞いの子たちがまとわりつく
アランヤプラテート(タイ側)国境付近。物乞いの子たちがまとわりつく。

タイイミグレは長蛇の列
タイイミグレは長蛇の列。

カンボジア側から来ているらしい
ちょうど国境部分に架かる橋。物乞いたちはカンボジア側から来ているらしい。

質素なカンボジア側イミグレ
質素なカンボジア側イミグレ。

カンボジア側のマイクロバス
カンボジア側で待っていたマイクロバス。タイとは雲泥の差だ・・・。

パンク修理を待つ
パンク修理を待つ。既に夜9時である。
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