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西空港からいよいよ出発だ。


大勢の日本人や韓国人、中国人の観光客たちと一緒に機内に入る。


と、そこで不可解なことが起きた。

嫁はんとオカンに続いて私も機内に入ったのだけど、それまで「こんにちはー!」「こんにちはー!」と挨拶をしていたCA(キャビンアテンダント)のおネエちゃんが私に向かっては、

「アンニョンハシムニカー!」

Σ( ̄口 ̄; チョヌン、イルボンサラミムニダ!いやいや、私は日本人だ!!

なんで私だけ韓国人に間違えられるねん!?前にソウル市内でいろんなお店に入った時は何度も韓国語で話しかけられたけど、日本じゃ初めてだ。
まぁCAさんも似たような顔立ちから瞬時に日本人か韓国人か中国人かを判断せねばならんのだから間違いもあるだろう。仕方ない。


関空から仁川(インチョン)へは1時間50分で着いた。函館へ帰るのとほとんど同じじゃないか。
ここで、フランクフルト行きの出発まで2時間のトランジットだ。


乗り換え口で再び荷物検査を受ける。
哨戒艦の撃沈事件で南北間の緊張が高まっているせいか、物々しい雰囲気だ。ポケットの中身は全部出されてチェックされ、帽子もX線にかけるという徹底ぶりだった。関空では鳴らなかった金属探知機は感度が高いのか鳴ったし、ほかの客も同様に何回も探知機をくぐらせられている。

同じような国でも、平和な日本と緊張状態にある韓国との違いを突きつけられた気がした。


さて、朝食はここまでで出た軽い機内食で一応済ましたけど、何となく足りない気がする。

次の便の出発は2時間後だし、機内食が出るのは出発から2時間後と9時間後になるらしい。
ということは、次のメシは4時間後か。ちょっと何か仕入れておきたいな。でもレストランに入る程でもないし、何かないものか・・・と広い国際線ターミナルを歩き出したら、

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あったあった。フードコートが。ここなら小腹を満たすのに丁度いい。

レジで先に注文して番号の書いたレシートを貰い、掲示板に番号が表示されたらそのカウンターに取りに行くシステムで、メニューを見るとなかなか旨そうだ。ビビンパやクッパなどご飯物から麺類、日本のうどんやそばなどもある。

機内食はビビンパあたりだろうと読む。麺類は出まい。そう思ったら急に冷麺が食いたくなったので、ビビン冷麺にしよう。

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レジのおネエちゃんは日本語も話せるみたいだけど、さっき韓国人に間違えられたことだしとカッコつけて「ピビムネンミョン」と韓国語で注文してみる。
すると「辛いの大丈夫ですか-?」と日本語で聞き返してきたじゃないか。

これでいいのだ。やっぱりどこからどう見ても私は日本人だろう。別に間違えられたくないわけではないけど、ちょっと安心した。

お味は、う~ん、本場だけあって鋭い辛さが口に入れた5秒後に効いてくるけど、マシッタ!(旨い!)
嫁はんの石焼きビビンパ(トルソッピビムパプ)もなかなか。でもオカンの頼んだうどんは・・・ちょっとダシが甘過ぎか・・・。
やっぱり本場の物を食べよう。

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それにしても、仁川国際空港は途轍もなく広い。
中に入っているお店の数だってハンパじゃない。あのロッテ免税店の巨大な店舗をはじめとして免税品店、土産物店、レストランやカフェなどが連なって、しかもどこも賑わっている。
ハブ空港化に失敗した関空と対照的だな。

ぶらついているとあっという間に出発時間だ。今度はちゃんと「こんにちはー」の声に迎えられて乗り込む。


離陸すると、高層ビルの林立するソウル市街が遠くに見えて、仁川沖に浮かぶ小島群と青い海が眼下に広がる。綺麗だな。あの実尾島(シルミド)も見えるじゃないか。いつかは行ってみたいものだ。


そして、眼下にモンゴルあたりの砂漠が広がりだした2時間後、待ちに待った機内食がやってきた。

メニューは「コリアンフード」か「ポーク」だという。なんじゃその分類は。もちろん「コリアンフード」をオーダーする。

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ところが、CAさんの返事は、

「申し訳ございません。コリアンフードは無くなってしまいました・・・」

なんと無情な!後ろや真ん中の席では旨そうなビビンパが食べられているのに、すんでの所で品切れになってしまったか・・・。予想外に希望者が多かったようだ。

まぁ代わりに来た豚肉の炒め物も旨かったし、ご飯もついていたのが幸いだ。
2回目もコリアンフードが出るのだろうか?ちょっと期待をしておこう。


そして2回目の機内食は「牛」か「魚」かだった。「牛」とは、ひょっとしてプルコギが出るのか!

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と思いきや、何とも平凡な牛肉の煮込みとポテトサラダ。こりゃ帰りに期待だな。

しかしながら、11時間ものフライトは結構こたえる。座りながら脚の運動をしたり、後ろのスペースに行って屈伸をしたりして気を紛らわす。

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眼下になだらかな丘陵地帯が見えてきたと思ったら、やっとフランクフルト国際空港に到着。あー疲れた。

17時半だけど日本との時差は7時間なので、真夜中の0時半ということになる。朝に起きてから18時間経っても明るい場所にいるのが何とも変な気分だ。


荷物を受け取り、ゲートから出る。


よし、まずは円をユーロに両替せねばならない。
外貨両替の窓口はすぐに見つかったけど、愕然とした。

レートが日本よりえらい悪いやないか!!

関空では1ユーロ116円だったのが、こっちでは何と126円!

しもた!こんだけユーロが下がっても、あの法則は生きとったんや!


「あの法則」。それは、「円から外貨への両替は基本的に現地でやった方がレートは良いが、ユーロ・米ドル・英ポンドに限っては日本で両替した方がレートは良い」という、ある程度海外旅行に慣れた人にすれば半ば常識ともいえる法則なのだ。


しかしそればユーロが160円以上、米ドルが110円以上もあった頃の話だったので、これだけ円が強くなったらその法則も崩れてきているだろうと勝手に思っていたのだ。
甘かった・・・。情報は常にリサーチすべしということだ。


さて、空港の雰囲気はどこも似たようなものだけど、やはりドイツ。行き交う人々はみんな背が高い!
私とて日本人の平均からすりゃ高い方だが、それでも遠く及ばない。

あと、当たり前だけど表記は全てドイツ語と英語で、しかもかなり分かりにくいのだ。
ドイツ鉄道のフランクフルト空港駅に行こうとしたけど、案内図で見ても現在位置すら皆目分からないじゃないか。

とりあえず警官なら英語も通じるだろうと思って捕まえると、連絡バスでもう一つのターミナルに行けという。

ともかくそのバスに乗って、降りた所に案内板があった。地下に降りると駅だった。

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Sバーン(近郊電車)の切符を買おうとするけど、ドイツ語のみの表記で、しかも日本と違って距離制運賃でないので厄介だ。持って行った「地球の歩き方」にも買い方が載っていたけど、それでも今ひとつわかりにくい。また英語の分かる人を捕まえて教えて貰った。

すると、何やらおばちゃんが話しかけてくる。聞けば「2人以上で切符を買うと安いから私と一緒に買わないか」と言っているじゃないか。
キ、キター!!これぞ本に載ってたやつだ。そのお金を持って逃げるか、財布を出させて奪う手口らしい。「No!」と断ると、おばちゃんはほかの旅行客に交渉を始めた。要注意だ。

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地下ホームで待っていると、滑り込んできたのは2階建ての、でも3両しかない列車だった。反対方向の列車が8両くらいあったので安心していたけど、慌てて走る。

行先表示「Frankfurt Hbf」の「Hbf」は「Hauptbahnhof:中央駅」のことだ。

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やけに静かな列車で10分ちょっと。
着いたフランクフルト中央駅は、流石に堂々としたものだ。巨大なドーム屋根があって、ひっきりなしに列車が発着している。

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やはりヨーロッパは自転車に優しい。列車のドアに自転車マークがついていたら、そこには自転車スペースがあってそのまま乗せられるのだ。

こういった光景も、ごく普通に見られる。自転車好きの日本人にすれば何とも羨ましい限りだ。

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まずは宿にチェックインして一息つく。
夕食は、リンゴ酒が名物の居酒屋へ。ちょっと離れているので駅前にたむろしているタクシーを拾った。

タクシーは、もちろんベンツ。日本じゃ700万円以上もする「Eクラス」だけど、別に高級タクシーなんぞではなく、タクシーはほとんどこの車ばっかりだ。
日頃ベンツに乗りたい乗りたいなどと溜息ついてる人がいたら、ドイツに連れてきてみるといい。いくらでも乗れるだろう。ベンツのレンタカーだって1日40ユーロくらいからあるのだから。

まぁ欧米じゃベンツは高級ブランドでも何でもなく、トヨタみたいに何でも作っている普通の車メーカーだ。トラックや貨物車もよく見かけるし、高級ブランド戦略のいいカモにされている日本人の情けなさを思う。


ちなみにメーターはミラーに内蔵されていて、20分近く乗って7ユーロ。日本と同じような感覚か。

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これぞドイツ飯!ドイツパンとソーセージとザウァークラウト(キャベツの酢漬け)。そしてリンゴ酒だ。

店の中に入ると、テーブルはほぼ満席で、ほろ酔いの一団が話していたり、議論していたり、歌っていたり・・・賑やかやなぁ。

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リンゴ酒は甘味が少なくてさっぱりしている。リンゴ酢を薄めてアルコール分を足したようだな。不味くはないけど、どっちかと言えば私はビールの方がいい。

ほかにもいろんなメニューを頼む。白いアスパラガスのついたステーキに、マヨネーズのようなソースをかけて食べるジャガイモなど。
しかしどれもボリュームが凄く、とても一人何皿もは食べられなかった。やっぱし欧米人は胃も大きいのか。


そして、フランクフルトの第一夜は更けてゆく・・・。


第2日、フランクフルト観光篇へつづく!

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