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日はいよいよチェコのプラハへ移動だ。


ニュルンベルクまで乗る列車の出発時刻は10時54分だけど、土曜日の今日は駅からほど近いマイン川沿いで「蚤の市」が開かれているという。


「蚤の市」なんてもんは日本に限らず世界共通のようだけど、その面白さも世界共通らしい。
沢木耕太郎も書いていたように、ヨーロッパやアジアではよく「こんなん誰が買うねん!?」と思うような、日本じゃリサイクルショップでも置いていないようなガラクタが売られていて、見ているとそれでも結構いろんな人が買ってゆくのだという。

私の実家近く、大阪は通天閣の麓に広がる「新世界」界隈でも、今は少なくなったけど時々おっちゃんらが店を広げていて、靴が片方だけとか、限りなくボロ布に近い「古着」とか、ぱちもん(偽物)なんが丸分かりの粗末な「ブランド品」とか、中身がバラバラな食器セットとかのとんでもない物が売られていたものだった。それほどのインパクトがあるかどうかは分からないが、行ってみる価値はあるに違いない。

1時間ちょっともあれば見て回って帰って来れるだろうと、ホテルに荷物を置いたまま8時半頃に出掛けた。

そして、マイン川までにもちょっと面白い光景があった。

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これはスーパーに備え付けられた「瓶・缶・ペットボトル回収・払い戻し機」だ。

それらを右上の黒い穴に入れると、ベルトコンベヤーで奥に引き込まれて行き、終わるとレシートが出てくる。レシートを持ってレジに行けば、1本あたり8セント(瓶)、25セント(缶やペットボトル1.5L以下)、50セントが戻って来るという案配。もっとも、買う時の値段にそれだけ上乗せされている訳だが。

部屋で飲み終わったペットボトルを何本か持って行ったけど、続けて入れようとするとどうしても途中で止まってしまう。すると待っていたニイちゃんが「一本ずつコンベアーが止まってから置かないと」と教えてくれた。

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フランクフルト中央駅の中では、何やらロープで囲った中に自転車を並べていて、その周りに人だかりが。

よく見ると手前の机の上には自転車の写真と説明の書いてある紙が置かれていて、どうやら早いもん勝ちの自転車処分市らしい。放置自転車か中古品らしく、恐らく無料か格安で手に入れられるんだろう。

ロープの周りの人々はお目当ての自転車の品定めをしているようで、ヨーイドンで我先にゲットしようと鼻息も荒い。

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マイン川からフランクフルト中心街方向を見る。

フランクフルトはドイツ有数の大都市なのに、高層ビルが林立している訳じゃなく、緑も多い。

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マイン川を渡ると、人でごった返している一角が見えてきた。それもかなりの人だ。

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ここは古着コーナー。
店のおっちゃんがダミ声で手をたたきながら「何でもあんで~。見てってや~。安いで安いで~」と恐らく言っているのだろう。そしておばちゃんが恐らく「これやったら高いわ~。あれとそれも買うからもっと負けて~や」とおっちゃんに掛け合っている。

おばちゃんが強かなのも万国共通か。

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やっぱしこういう「何でも屋」みたいなのが一番多い。骨董品(?)から電化製品、カメラ・・・。テレビやビデオのリモコンだけなんぞどないすんねん?

でも何台も並べられたチェスの盤やコーヒーミルとかは欧米ならでは。日本なら急須や将棋盤になるんだろうけど、土地を象徴しているな。

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人の集まる所に必ずカフェあり。日本ならテキ屋の数軒は出ているだろう。

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仕事柄、どうしても目が行くパソコン関係の店。

ここはサプライ関係の専門店で、プリンターの社外品インク、デジカメのカード、DVDメディアなどを売っていた。値段はそれなりに安い。秋葉原と同じくらいか。結構売れていた。
でもインクやDVDをこんな直射日光下に晒しとったらええことありまへんでー(インクや、DVD-Rの記録面などは色素を使っているので、紫外線で色褪せるのだ)。

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ジャンク屋もやっぱりあった。おー、パソコンのマザーボードにグラフィックボードにドライブがいっぱい。結構新しいのもある。

面白そうではあるけど、いかんせんデジタルもんは完全に組み付けてみないとちゃんと動作するか分からないので、趣味の方だけどうぞ。

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結局何も買わなかったけど、面白かった。満足だ。

奇しくも、回収機といい自転車といい蚤の市といい、ドイツのリサイクルに出会うひとときだった。
やっぱし徹底してるな-。意識が国民の間に根付いているのだろう。
でも自動車の環境技術だけは負けへんで~(もちろん、私がやっているのではないが)。

駅に戻る。この威容はさすが大都市の中央駅。

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「Concorde Hotel」は、駅から徒歩5分以内という便利さ。
外見は古めかしいけど中はかなりお洒落にリフォームされていて、トリプル1室1泊1万5千円は安かった。フロントの人たちも親切だったし、目の前にはスーパーもあるし。

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これからニュルンベルクまで乗るICE(イー・ツェー・エー)621列車は7番線だ。ドルトムント発ミュンヘン行きだという。まだ入線はしていない。

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改めて思うけど、中央駅だけあって中も広大だ。

でも不思議なのが、これだけデカい駅で列車がひっきりなしに発着しているのに、案内放送というものがまるで聞こえないということだ。

日本じゃ五月蠅いほどの「○番線に列車が到着します。ご注意下さい」とか「△番線から、○×行き快速が発車します。ドアにご注意下さい」といった類のアナウンスが全くといっていいほど無いのだ。ドイツ語だから聞こえなという訳じゃなさそうだし、駅員すらほとんど姿が見えないのだから。

乗る列車は「案内板に書いてあるんだからそれを見りゃいいじゃないか」ということなのか。


それにドイツの駅には改札口が無く、ホームには入り放題じゃないか。
SバーンやREなどでは車内の検札すらほとんどないというのに、これではキセルし放題なのではないか。

これについても何かの本には「ドイツ人はそんなケチなことはしない」とあったのだ。そもそも、こっちでは定期券以外にも「市内乗り放題券」などがたくさんあって幅を利かせているのもある。


う~ん、国民の意識が高いので、こういった開放的なシステムに出来るんだろうか。合理的と言えば合理的かとも思う。ドイツからすれば日本の鉄道など「至れり尽くせり、過ぎ」となるのかもしれない。

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あれま、熱っついのぉ~!!て言うても、欧米では街なかでのキスシーンなんぞ別に珍しくも何ともないらしい。
日本人には出来ましぇーん。国民性の違いを感じるひとコマ。

そのうちに来ました!ICE621列車。しかも最新型のICE3型だ。

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この流線型と窓のラインは、日本の新幹線のカモノハシとはまた違ったカッコ良さ。
まぁ土地の狭い日本の新幹線は住宅地の真ん中を通る位だから、とにかく静かにということであの形になったのだけど、こういう割り切ったのも捨て難い。


ただ、ICEはドイツ鉄道の看板列車だというのに外見は結構汚れていて、白い車体だけに余計に目立つのだ。

もちろん、中にはピカピカの列車もあるけど、SバーンやREからこの最新鋭のICEまで車体はかなりの間洗われてないようだ。ひどいのでは車体の赤色が褪せてピンク色のまだら模様になったままのみすぼらしい列車や、外の景色が見えづらいほど窓が汚れた列車もあった。
ドイツ人は機械の構造やリサイクルとかの理屈には拘るけど、こういう「見栄え」はあんまり気にせんのか?

日本など通勤列車から新幹線まで、古くても車体はいつも綺麗に磨かれているのにだ。。

これも国民性の違いだろう。そう考えれば、公共空間にゴミは落ちていないけどそんなに綺麗に整備されてる訳ではないのも、街を走っているどんな高級車でもみんな結構薄汚れているのも、ドイツのデザインは機能性最優先で面白さがないのも納得がいく。

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編成は新幹線のぞみとかと同じ16両編成で、とても長い。
しかも行き止まりホームの端からしか入れないので、先頭車だと400m近くも歩かなければならないのだ。7号車だったので半分で済んだけど、停車時間もそんな長くはないので要注意だ。

また、ヨーロッパ全体に言えるらしいけど、ホームが低くて列車に乗るにはステップを登らなければならない。

これらは近頃盛んに叫ばれている「バリアフリー」の観点からすると著しく不親切で、理屈好きのドイツ人が放置しているのも不思議に感じるけど、ひょっとしたら「そういう時には周りの乗客が助けるのが当たり前」という意識が徹底されているんだろうか?

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さて、いよいよ旅が始まるぜい!

ICE、国際列車乗車篇につづく!
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