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車上デート風景
完全に二人の世界・・・


こホーチミンと、タイのバンコクなどを比べるとなかなか面白い。


パッと見は似たような発展具合の都会に見えるが、まず目につくのは道行くバイクの多さだ。

例えば日本の都会なら、車が10台通るうちにバイクは1~2台であろう。比率は9:1くらいだ。
バンコクでは、5:5くらい。バイクがかなり増えるが、それでも車を凌駕するほどではない。
ところがホーチミンでは、バイクが完全に車を圧倒している。バイク10台につき車1台くらい。朝夕のラッシュ時ともなれば更にバイクは増え、信号待ちの時など車線内に収まらず対向車線をも占領している状態だ。そして信号が青になると一斉に走り出すバイク、バイク、バイク・・・車などバイクの群れに埋もれて遠慮がちに走っているような有様なのだ。

余談ながら、私の家から8年前に盗まれたホンダ・スーパーカブ50も、当時暗躍していた窃盗団によって恐らくここに運ばれ、「熊出没注意」などのステッカーを貼られたままこの中の一台となって、ベトナムの発展に僅かでも貢献しているのであろう。涙。

こちらでは、主力の100~125ccあたりで安いモデルなら、ホンダやスズキの新車でも900ドルしない。日本の半額以下だ。所得の差もあるが、車はまだ高いこの国でもバイクくらいは手が届く。そういう訳で一般市民の足として(バイクタクシーもあり、客を1~2人乗せて走っている)、輸送手段として(大型テレビを4台くらい積んでいたり、3mくらいのパイプを積んでいたり、すごい過積載はザラ)完全に主導権を握っていると言っていい。


まさに「バイク社会」。そして週末、それを象徴するような光景に出会った。


土曜日の晩9時頃、近くの屋台街に晩飯を食いに行こうと、近くの公園沿いを歩いていった。
二本の道路に挟まれて数百メートル続く細長い公園だ。
すると、歩道と公園の間に、バイクが一列になって延々と停まっているのが見えた。数台どころではない。何十台もいる。何や?こっちの珍走団(皆さん、これからは「暴走族」ではなく「珍走団」と呼びましょう)の集会か何かか!?

しかしよく見ると、そのほぼ等間隔に並ぶ各バイクには人影が二つ。更によく見ると、それはカップルが仲良くシートに腰を下ろして、ええ雰囲気になっている最中ではないか。
同じようにカップルが等間隔で腰を下ろしている、京都の鴨川河川敷(四条大橋あたり)を思い出してしまった。どこの国でも、週末に繰り広げられている光景は似たようなもんなんやなあ、と思う。

こちらのバイクは基本的に、日本で見るようなレーサーレプリカとか、オフロード、アメリカンなどのバリエーションは少数派だ。殆どが、新聞配達などに使われているスーパーカブをそのままカッコ良くスポーティーにしたような形をしている。そのため実用性も高く、シートは2人座って荷物が載せられるほど長いのだ。5人座って走っているのを見たことがある。

そのシートに、あるカップルは横向きに二人並んで身を寄せ合い、あるカップルは男が後ろに座って女を後ろから抱きしめている。ひえ~熱っついのお~!見てられんわ!と言いつつしっかりと観察しているのだが。

ただでさえバイクなんかに乗っかったままだから目立ちまくりだというのに、二人とも周りの視線や、2mほど横にいる別のカップルのことなどお構いなしで自分たちの世界に入っている。
素直に目立たん公園のベンチとか芝生あたりに行ったらええものを・・・とも思うが、やはり自分の愛車は大切なデートアイテムなのだろう。「今度こいつでどこに行こうか?」「うん、メコンデルタのフェリーに乗って、ソクチャンの綺麗なカフェで生春巻でも食べたいわ」と言っているのかどうかは知らないが、チャペルからライスシャワーを浴びながらこれに二人乗りして出て行くことなど夢見ているのかも知れない。

この光景も、日本のように自動車が普及すれば失われてゆくのだろう。
今こうしている若者もその頃には「今の若いもんはええのお。車の中の密室で二人の世界になれて・・・ワシの若い頃はバイクに仲良う並んで座って愛を語ったもんじゃよ」と、懐かしい青春時代を語り継ぐに違いない。

食事をして戻ってくると、カップルのラブラブはピーク状態。人目も気にせず「ブチュー!」としている。
そして気が済んだカップルは徐々にそのまま二人乗りして帰り始めた。お幸せに~!と思う。


さて、そこで気になった。この後、二人はどこに行くのだろうか?

日本なら、あえては言わないが、まあ決まっている。車なので、その中でコトを済ましてしまう連中だって多い。しかしベトナムでは、行くべき所に行くことになろう。バイクの上ではいくらなんでも不可能だろうし。そういう趣味があれば別だが・・・

しかし、そのホテルとやらを今まで見ていない。

日本ではネオンの派手なホテルだと相場が決まっているが、こちらではそうとは限らない。荘厳な寺社仏閣をも赤青緑金に塗りたがる派手好きな中国人の影響を受けているせいか、普通のビジネスホテルやリゾートホテルでも、赤青緑ピンクのネオンがキラキラしているのだ。
日本で東急インやプリンスホテルにピンクのネオンがキラキラしていたらどう思う?趣味の違いと言ってしまえばそれまでだが。

いくつかのそれらしいネオンのホテルを覗いてみたが(みたんかい!?)どこも「Rest~、Stay~」など書いていない、普通のフロントのあるホテルだった。

う~ん、バイクの普及率から、いろんな謎は深まる・・・

バイク、バイク、バイク・・・
バイク、バイク、バイク・・・ラッシュ時はこうなる。ちなみに一方通行の道路ではない。
過積載ナンバー1
過積載ナンバー1。三輪バイクとは言え、これには脱帽。

過積載ナンバー2
ミラーで後方確認でけへんやん!あ、そもそもミラー付いてないようです。

みんなの憧れ、スペイシー125
ビルの一角にあった、ホンダのショールーム。
日本でもおなじみのホンダ・スペイシー125があったが、値段表記は34000000D・・・3400万ドンか。ゼロが多すぎて分からん。
ということは約2190ドルだから、日本円で約24万円。日本で買ったら値引いても30万円くらいだからそれに比べれば安いが、ここでは贅沢バイクなのだろう。
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