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只今修理中
峠の途中で修理中。もう何時間も止まっているようだ。いつ動き出せるやろう?お気の毒に・・・。


不知とは、富山県と新潟県の県境で、北アルプスの急峻な山がそのまま日本海に突き出て終わっている。海のそばまで山が迫っていて、鉄道も道路も蛇行しながら断崖にへばりつくようにして通っているのだ。
越中と越後の境。風土や文化の境でもある。


今回東南アジアに来て、タイ、カンボジア、ベトナムと一回も山らしい山を見ていなかった。バスも鉄道の車窓も、平地に広がるジャングルや畑ばっかりで、少々飽きていたのだった。

ところが今日、ホイアンからフエという町にバスで移動する途中に、どえらい峠越えがあったのだ。海のそばまで山が迫り、まさに親不知越え。しかもこのハイバン峠はベトナムの風土と文化を南北に分けているという。フォー(ベトナムのスープ麺)のだしの色が変わったり、ベトナム語の訛りも違ったりするのだろうか?


ホイアンからバスで2時間。左側から急に山が迫ってきて、道路も鉄道も海側ぎりぎりまで追いやられると、いよいよ「しょうがねえ。登るべ」と言った感じで峠越えが始まった。

坂は特別なほど急ではない。日本の一般的な峠道とさして変わらないと思う。そしてベトナムを南北に貫くメインの国道らしく、コンテナを積んだトレーラーやトラック、バスなど大型車が多い。

2車線で登坂車線もないので、遅い車に追いつくと相当なノロノロ運転になるが、そこは運転の荒いベトナムだ。すぐさまクラクションを連発して、ブラインドコーナーであろうがお構いなしで抜きにかかる。おいおい、こんな山道で正面衝突は後免やぞ!しかも道の片側は貧弱なガードレールしかない断崖なのだ。

「ベトナム中部で、邦人旅行者を乗せたバスがトラックと正面衝突。バスは崖下に転落し、乗客乗員は全員死亡と見られる」という新聞記事が頭をよぎる。

時々、何台かが続いて抜こうとした時に対向車が来て、運良くぶつからずに止まれたものの道が詰まって団子状態になったりもする。まさに交通ルールなど無いも同然のようだ。怖いが、この秩序のなさは見ていて何となく楽しい。


しかしながら、眼下には南シナ海と、ジャングルの中をクネクネと蛇行しながら通る線路。そして後方には南部の海岸線と登ってきた道路が見えて、なかなかの絶景だ。曇っていて海は綺麗に見えないのが少々残念でもある。


30分ほど登ると、標高600mのハイバン峠だ。ガイドブックには大抵のバスがここで休憩を取ると書いてあるのに、このバスはスルーしてしまう。え~!?ちょっとくらい休憩してもええやんか~!景色の良さそうな峠やのに~!


今度は延々と続く下り坂になるが、登りの道よりもやや狭くて急だ。おまけに登りには1カ所しかなかったヘアピンカーブもあっちこっちにあって、日本にあったらさぞかし峠族の溜まり場になるだろうな。しかしここでは車が後輪を滑らしていたり、あのカブのようなバイクを倒し込んだりして峠を攻めている風景には一向に出会わない。

その代わりにやたらと出会うのは故障中のトラックとバスだ。みんな車輪に石を置いて止め、エンジンルームを開けて何やら考え込んでいる。バスの乗客も周りに集まって心配そうに見守っていたりする。もしここで日が暮れたらどうするのだ?
やはり日本と違ってマメに整備をしていないのだろうか。日本の峠で故障車を見ることなど稀なのだから。

ただ、その故障車があるたんびにえらく渋滞しているのだから困る。誰かが交通整理していればそれでもスムーズに通れるのだが、早いもん勝ちと言いたげに、速い車から故障車の横をどんどんすり抜けるのだ。前に加速の遅いトレーラーなどがいると、それがいつまでも通過できずにつっかえる羽目になるではないか。譲り合いの精神ちゅうのを持とうや!ホンマに!

とかなんとかしているうちに下まで降り、峠越えは終わった。

そこには山が近くまで迫り、青々とした水田が広がる風景があった。ヤシなど南国の樹は少なく、日本の風景のようである。
確かに峠の前はもっとジャングルのある南国的な風景だった。風土が変わった表れだろうか。あとはフォーの味をチェックしてみよう。ベトナム語は分からんので。


13時。いかにも静かな地方都市、フエに着いた。

快適だが、寒い・・・
ホイアンの「MyChauHotel」。ダナン駅からバイクタクシーに乗ったら、自動的にここに連れてこられた。しかし清潔だし、なかなか良かった。これで、かつインサイドシャワーもあって8ドル。冷房もあったが、暖房が欲しいほどの寒さだった。あと、アリには要注意。
ホイアンの「MyChauHotel」
「MyChauHotel」の外観。ベトナムのゲストハウスは、どこもレベルは高いように思う。ちなみに1階で軽食はとれる。

急な山道が続く
峠越えが始まった。ノロノロ運転のトラックを豪快に追い越す。眼下には灰色の海。まさに日本海的な風景だ。

追い越そうとして団子状態
追い越そうとして団子状態。まったく、こっちの交通マナーときたら・・・。

ヘアピン路。晴れてたら景色ええやろなあ
国道らしくない、三段ヘアピンカーブ。こりゃ、酷使したエンジンならもたんわな。

まるで日本の東北地方みたいな景色
青々とした水田。もやの向こうにうっすらと小高い山。ここは新潟か東北か、と勘違いしそうなほど日本的な景色。
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