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ちょっと後ろから失礼します。
ちょっと後ろから失礼します。


日ホーチミンで、日本人がアオザイを着たとしてもいやらしくなるだけだとこのブログに書いた。
ところが案外そうでもないことが分かったのだった。


ベトナム中部の町、フエ。
ここは旧王宮が世界文化遺産に指定されてはいるが、それ以外にはこれと言った見所が少なく、あまり観光地化もされていない素朴な街だ。

その広い王宮をひとしきり見て、休憩していた時だった。

まだうら若き女性が二人、前を通った。それぞれピンク色と薄い水色のアオザイを着ている。それだけなら別に珍しくも何ともないのだが、顔がどうも日本人ぽい。おまけに髪も茶色で、これはどう見ても観光客に違いない。

そしてさらに様子を見て(けっして尾行したわけではない)いると「地球の歩き方」なぞ取り出して見ているではないか。間違いない。しかし日本人でアオザイを着ている人を見たのは初めてだった。


話しかけてみると、大学の卒業旅行で来ているとのこと。アオザイはハノイでオーダーしたそうだ。


お世辞ではなく、お二人ともスリムなせいか全然違和感がない。かなり似合っている。しかもスケベ心をそそられる(失礼)ようなこともなく、実に自然でもある。

日本の風景の中で着ていたら違和感を感じるだろうが、ここベトナムなら日本人のアオザイ姿も大いに結構ではないか、と思ったのだ。
ごつい欧米人が着ていても、案外似合うかも知れない。民族衣装が似合うか似合わないかは、着る人よりも周りの風景に左右されるのではないだろうか。

土地や風景と一体になった衣装。例えば郷土料理も、その土地に根付いてきた食べ物だ。その風土を象徴しているし、その土地で食べる方が断然旨い。
そう考えると「身土不二」といういう言葉が改めて思い出されてきた。


そこで一旦分かれたが、帰りに宮廷料理のレストランでばったり再会してしまった。

そして、シクロ(三輪自転車タクシー)の兄ちゃんにつきまとわれているというので、宿の近くまで送ってあげることにしたのだ。
レストランを出るとすぐさまシクロやバイクタクシーが寄ってくる。付け入る隙も与えないように「No!ThankYou!」を連発して足早に立ち去る。

やはり観光客のアオザイ姿というのは注目を浴びるらしく、他の観光客に写真を撮られたり、たまに地元の若者に痴漢まがいのこともされたという。実際、帰り道のほんの20分くらいの間に、バイクで抜きざまにお尻を触ってゆくけしからん輩が2人もいたのである。「バカー!」と片方が怒鳴っていた。

男どもには、やはりスケベ心をそそられる衣装なのだろうか?


フエの王宮の外壁
王宮を取り囲む城壁はそのまま残っていて、その門は普通の生活道路になっている。
王宮内部
王宮は世界遺産だということだが、草っ原だけが目立って、歴史の重みを感じられるような建物は少なかった。ベトナム戦争などで往時の建物がかなり失われたからだという。残念と言うしかない。

宮廷料理1
王宮近くにある、当時の宮廷料理を出してくれるレストランに行ってみた。すると、アオザイの彼女たちも来ていて偶然の再会。宮廷料理コースは15ドルと高かったが、凝った装飾で楽しませてくれる。

宮廷料理2
ただ、味がいまひとつだったのが非常に残念・・・。

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